児童養護施設 羊ヶ丘養護園

羊ヶ丘養護園は・・・

 

~児童養護施設は、家庭に代わって子どもの養育をおこなう児童福祉法第41条に定められた児童福祉施設です~

  社会には様々な理由から、保護者がいなかったり、保護者から適切な養育をうけられないため、家庭での養育が困難になった子どもがいます。 こうした事情にある子どもたちを、公的責任(国と地方自治体)のもとで護り育て、家庭を支援していく「社会的養護」という仕組みがあります。 羊ヶ丘養護園は、この社会的養護の一つに位置付けられている児童養護施設です。入所児童は、おおむね2歳から18歳までの社会的養護が必要と判断された子どもで、定員は、本園に45名、地域小規模児童養護施設(グループホーム)に6名で計51名です。 施設への入所は、児童相談所をとおして決定されます。 お子さんの養育のことでお困りのことがありましたら、お住いの地域の児童相談所にご相談ください。  

児童養護施設入所に関するご相談はこちら

支援機能

1.子どもの養育支援

児童養護施設は子どもにとって家庭にかわる「家」なので、心穏やかに、人のあたたかさを身近に感じながら、子どもたちが安心で安全な生活がおくれるよう支援しています。
さらに、子どもの発達の回復や保障ができるよう、さまざまな行事活動や支援プログラムを計画して、子どもの健やかな成長を見守り、やがては、社会の一員として子どもたちの夢の自己実現ができるよう支援にあたっています。 

2.家族再統合支援

両親と離れて当園で生活している子どもたちが、安心して安全に暮らせる家族関係を再びとり戻し、家族のもとで幸せに暮らすことができる日が、早期に実現できるよう親子関係の調整や家族への支援をしています。 

3.地域の子育て支援

地域からよせられる子育て・子育ち相談や児童虐待の早期発見、児童虐待防止活動への相談支援や、子どもの短期預かり(ショートステイ)をとおして、地域の子育て支援の拠点としての役割に取組んでいます。

 

 

 

職員の内訳

 

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 児童養護施設で働く職員は、子どもにとって家族のような存在ですが、一方でそこで働く職員は、子どもたちの養育を支える専門職であり、それぞれ役割を担いあいながら、チームとして、業務にあたっています。

 

(平成29年4月1日付 配置数)

職種   配置数 
施設長 施設全体の運営管理の責任を担います。 1名
児童指導員/保育士 子どもの養育の中心的役割を担います。 23名
家庭支援専門相談員 家族への支援、親子関係の再構築、子どもの家庭復帰の為の支援を行います。 1名
個別対応職員 虐待を受けた子どもへの支援など個別的に充実した支援を行います。 1名
心理療法担当職員 虐待を受けた子ども等への心理的支援を行います。 1名
里親支援専門相談員 里親委託の推進や里親家庭に対する支援を行います。 1名
栄養士 子どもたちの栄養・給食管理・食育の業務を担います。 1名
調理員 子どもたちにおいしい食事を提供します。 4名
事務員 施設の事務・会計などの面から、子どもや職員をサポートします。 2名
嘱託医 子どもの健康管理をサポートします。 1名
管理宿直等職員・他 子どもの養育のサポートを担います。 2名
合計   36名

※児童指導員/保育士に、特別指導員・地域小規模児童養護施設職員を含む。

住まいの様子

 

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<<ユニット内>>

一人部屋

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二人部屋

ショートステイ利用者用の部屋

お部屋では宿題をしたり、本を読んだり、子ども達がいきいきできるマイルームです。
ショートステイ利用者の方のお部屋も、各ユニットに用意しています。

 

キッチン

毎日の食卓を囲む場所です。みんなで協力しながら食事の準備をし、温かいものは温かく、おいしく「いただきます!」

リビング

ソファーに座りながら一日の出来事を話したり、時にはみんなで集まったり、くつろぐことのできるスペースを大事にしています。

<<管理棟>>

親子ルーム

親子でキッチンに立つ、和室で和むなど親子で活用できる親子ルーム。普段は保護者の方が来援された時に面談するお部屋として活用しています。

心理療法室

元気のない子ども達や、つかれた子ども達に臨床心理士等が関わり、心の回復に向けて支援しています。

つどい

みんなが自然と集まってくる、それでいて、くつろげるスペースとして大活躍のつどいルーム。

地域交流スペース 千葉智正記念ホール

様々な園内の行事や、招待行事などを通し、子ども同士協力し合ったり、声を掛け合ったり、楽しい思いを共有しています。

生活の様子

 

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登校

子ども達用の玄関から、大きな声で「行ってきまーす!」

食育・団欒

毎日の食卓をみんなで囲みます。時々、みんなで一緒にご飯を作り、初めはうまくできなくても「やってみよう」という気持ちを大切に、「食」をとおして様々な経験をしています。

日曜掃除

毎週末はそれぞれのユニットで、自分たちが使うスペースをすみずみまで掃除します。「きれいになったよー」「次はどこをやればいい?」とお部屋はピカピカです。

百人一首

小学生から高校生まで、小倉百人一首を覚え、真剣勝負です(^^)V。上の句が詠まれたら、「はい!」と元気に札をとり、ときどき「おてつき」があっても、チーム内で声をかけあい、カバーしあって楽しく取り組んでいます。

手芸(コースター作り)

年上の子から、年下の子に作り方を教えます。子ども達のやさしさがほほえましいです。

絵本の読み聞かせ

保育士がみんなに絵本を読む機会を年数回設けています。主人公になったつもりでお話にひきこまれていきます。

節分・豆まき

季節の行事を大切にしています。「鬼は外~」「福は内~」、毎年、年男・年女が豆をまきます!

年間行事予定

 

施設行事 4月 5月 6月 7月 8月 9月
入学お祝い会 交通安全講習 お花見 花壇整備 サイクリング スポーツ観戦 ハイキング 夏休みプログラム 七夕まつり 夏休みプログラム 園内祭 サイクリング
10月 11月 12月 1月 2月 3月
絵画展 登山 七五三 エコ活動 クリスマス会 安全委員会記念集会 新年会 百人一首大会 スキー遠足 雪像つくり ひなまつり 卒業お祝い会
通年
避難訓練(毎月) 漢字検定(年3回以上) 児童のニーズに則したプログラム展開(日曜掃除・銀河鉄道・子ども夢基金活動) 心の里親会(家庭塾・絵画書道作文コンクール・入学お祝い・卒業お祝い・クリスマス)

施設行事

4月

入学お祝い会 交通安全講習

5月

お花見 花壇整備

6月

サイクリング スポーツ観戦

7月

ハイキング 夏休みプログラム

8月

七夕まつり 夏休みプログラム

9月

園内祭 サイクリング

10月

絵画展 登山

11月

七五三 エコ活動

12月

クリスマス会 安全委員会記念集会

1月

新年会 百人一首大会

2月

スキー遠足 雪像つくり

3月

ひなまつり 卒業生お祝い会

通年

避難訓練(毎月)・漢字検定(年3回以上) 児童のニーズに則したプログラムの展開(日曜掃除・銀河鉄道・子ども夢基金活動 心の里親会(家庭塾・絵画書道作文コンクール・入学お祝い・卒業お祝い・クリスマス

児童養護施設への入所に関する相談とショートステイ利用方法

 

両親の離婚、病気や事故などの事情により、家庭でお子さんを養育できないなどでお困りの方は、現在お住まいの地域の児童相談所にご相談下さい。 ショートステイは、一時的に両親やご家族の方が病気や出産、冠婚葬祭などでお子さんを養育できない場合に児童養護施設で短期間(原則7日間)、お子さんをお預かりする公的な制度です。利用の際は所得やお子さんの年齢により利用料が異なります。

児童養護施設入所について

両親の離婚、病気や事故などの事情により家庭でお子さんを養育できないなどでお困りの方は、現在お住まいの地域の児童相談所にご相談下さい。

相談窓口

札幌市にお住まいの方 札幌児童相談所 011-622-8630
北海道にお住まいの方 北海道中央児童相談所 または、お住まいの管轄児童相談所 (北海道中央児童相談所)
011-631-0301
羊ヶ丘児童家庭支援センター 011-854-2415

ショートステイ利用方法

両親や家族の方が、病気・出産、冠婚葬祭などで一時的に子どもを養育できない場合、児童養護施設で短期間、子どもをお預かりする事のできる公的制度です。対象は札幌市内居住の児童で、原則的には7日以内です。所得や子どもの年齢によって利用料が異なります。詳細はお問合せ下さい。

問い合わせ・相談窓口

札幌市児童相談所 011-622-8630
札幌市内各区役所 各区健康子ども課子ども家庭福祉係
羊ヶ丘児童家庭支援センター 011-854-2415
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